投資をこれから始める初心者におすすめしたい投資の本5選

廣済堂の株価どうなる?TOBによる思惑投資について

廣済堂という会社みなさんあまりご存知ないのではないかと思います。

私も、まったく知りませんでした。

最近になって、物言う株主で有名になった村上世彰さんと関係があるとされるファンドが市場内で株式を取得しTOBをかけているというものです。

この廣済堂という株式の株価がなぜなぜあがっているのでしょうか。

廣済堂ってどんな会社?

この廣済堂という会社は表向きは中堅の印刷会社とされています。

売上高や利益、PERをみているだけではピンとこない銘柄です。

一つ光るのはPBRが1倍を大幅に切っていることです。

そして、子会社に東京博善という会社をかかえているのですが、この会社は都内で6つの斎場を運営している会社であり、抜群の収益をあげる会社となっているのですね。

斎場は地方では、自治体が運営していることが大多数であり、新規参入は非常に難しい業態でもあります。

独占的業態といって問題ないと思っています。

廣済堂本体の業績は大したことないのですが、この東京博善の価値に目をつけたということですね。

コーポレート・ガバナンスについて

昨今、大手企業でもコーポレート・ガバナンスという言葉がよく聞かれるようになってきました。

コーポレート・ガバナンスとは、、

企業の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を総合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた企業経営の仕組み

Wikipediaから引用

とのことで、会社の資金管理をしっかりしない企業はだめだという風潮になってきました。

村上さんは、著書である「生涯投資家」でも、コーポレート・ガバナンスについて熱く語られています。

企業は、利益余剰金がでたら再投資して会社を成長させるのか、株主還元するべき。

そうでないのであれば、上場廃止して私企業となるべきと言われています。

廣済堂のMBO/TOBの経過

廣済堂は、MBOを実施すると発表しました。

廣済堂のMBOに乗っかったのは「ベインキャピタル」で2019年1月で買付価格は1株610円、TOB公表前日の終値に対して43.87%のプレミアムを加えた形でTOBを実施しました。

しかし、株価は610円を大きく上回ったままで、ベインキャピタルのTOBは失敗に終わりました。

現在、南青山不動産が対抗1株750円と大幅にプレミアムを乗せる形で対抗TOBを実施中です。

そして、この対抗TOBは5/10に終了する見込みとなっています。

TOBが成立するのか、しないのかはたまた対抗TOBがあるのか目が離せない展開となってきています。

TOBに対する廣済堂の対応

廣済堂はTOBへの対抗措置として、平成31年3月22日に配当無配、株主優待の廃止という措置をとっています。

そして、平成31年4月25日に業績予想の修正のIRをかけてきました。

営業外費用や特別損失の計上が行われています。なんでこのタイミングなのかなー?と個人的には考えてしまうのですがいかがでしょう。

現在、TOB実施中の南青山不動産やレノも廣済堂を完全に買い取って支配しようとしているわけではないと思いますので、どこかで売却するのではないかと思いますが、TOBの期限5/10や廣済堂の決算日を前に動きが出てきているのかなと感じています。

私自身、いままでTOBに関して株価を追いかけてきたのはこの廣済堂が初めてですが、現金や資産を隠し持っている企業はこのような感じでTOBで狙われる感じになってくるのかなと考えています。

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tony
30代中盤サラリーマン、勉強しながら積立投資(インデックス投資)と成長株投資をやってます。2018/6スタート!まだまだ銘柄の目利きには慣れていませんが、よろしくお願いします。プロフィールページへ